2007年8月20日(月)
御殿場駅からタクシーで15分
ついに!!到着しました
富士御殿場蒸留所
中へ入っていくと・・・

担当のスタッフの方に、出迎えられご挨拶
そして会議室へ
・・・はっ!?

ちゃんと帽子まで、つうー事は・・・ あんなトコやこんなトコまで拝見できるということですかぁ?ウフ
来た甲斐があったってもんだぁー
まずは、モニターで富士御殿場蒸留所の歴史や仕込水の説明
海抜620m、年平均気温13℃、緑に囲まれた蒸留所
富士の火山岩を早いもので30年、遅いもので100年かかって
ゆっくりと、ろ過され湧き出る富士の伏流水は硬度55度の軟水
いただきましたよ(=^▽^=) 軟らかく美味しかった♪♪

右の写真は原料のサンプル とうもろこし、ピート、大麦麦芽(モルト)
富士御殿場蒸留所のモルトは、スコットランドの製麦所でピート香をつけたものを輸入しているそうです
それもそのはず、土やピートを国内に持ち込むことは検疫等で厳しいんです
いよいよ、施設内に潜入〜!!
ここでまず、言っておきたい富士御殿場蒸留所のキーワードは、
『クリーン&エステリー』
このクリーン&エステリー・・・まろやかな口当たりと華やかな香り
飲み易いのに、飲み飽きないこの理想を追い求めて製造されています
粉砕した麦芽に、お湯を加えて糖液を採取する際に、クリーン&エステリーな原酒を作り出すために、
クリアな麦汁だけを使用されています
発酵槽はステンレス製(ウォッシュバックではなく、ファーメンターと書いてありました)
木製を使わないワケをうかがいました

中での撮影は禁止のため、ガラス越しでの写真です
左が初留器(ウォッシュスチル)、右が再留器(ローワインスチル) 2×2の4器の蒸留釜です
ランタン型とオニオン型、ラインアームは上向き シーバス・リーガル社の技術と伝統を受け継いだスチル
ここでも『クリーン&エステリー』な原酒を作りたいという思いが伝わります
ちなみに、このスチルのモデルはどこの蒸留所か分かりますか?
はい・・・ストラスアイラ蒸留所だそうです
そして、ハートオブハーツ蒸留法
ミドルカットの幅を狭くすることによって、良質の蒸留液だけを採取
ここの蒸留所、学ぶべき所が満載なんです
写真はないですが・・・ポットスチルの隣には焼酎の蒸留器もありました
そして、何といっても多塔の連続式蒸留機↓↓

アナライザー(粗留器)から精留部へと蒸留
左から右へ・・・受け流す・・・♪♪ アロスパス式系なんでしょうか??
そのうえ、バッチ式蒸留機(ケトル&カラム)
さらに、ビアカラム&タブラーも・・・

何を言いたいのかと言うと、多様なタイプのグレーンウィスキーを製造しているということなんです
本当に凄く勉強になります。どこの蒸留所もそれぞれの考え、情熱、理想があって製造されているんです
そしてここではバーボンの世界も垣間見れます(フォアローゼスの技術も)
それに、ジンの製造法もうかがいました
ところで、この蒸留所で製造しているジンの銘柄は何でしょう?
・・・バーネットジンです
蒸留所の屋上に行きました
一度、肉眼で拝みたかった富士山・・・
なのに・・・

・・・雲に隠れている(号泣)
この夏の時期、富士山は近くからだと朝しか見ることが出来ず、雲が発生して見えなくなるそうです
なので・・・

この写真を見て、はっ!?と思った方は KIRIN富士山麓 通です
スタッフの方から言われるまで、わたしは気づきませんでした

そして、次は樽熟成へ

ここ富士御殿場蒸留所は、アメリカンホワイトオークのバーボン樽の空き樽180gしか使用しません
ホグスヘッドも使わないそうです
さらに、バレルエントリー・・・加水して樽詰めする時のアルコール度数は50.5%!!
一般には、約63%と聞いていたが・・・このワケもうかがいました
また使用するバーボン樽はフォアローゼスの空き樽です。ちなみに、リチャー無しだそうです
熟成庫の中に潜入!!
「ここ入るんですか??」 とジャングルジムみたいな所を通り抜け・・・

「フラッシュ無しでお願いします」 と言われ撮影 ^^;
寝ているコを起こしちゃいけないですからね ^^
何だか、分かります?
高さ25mの高層ラック式 凄いんです
私がいままで見学に行った蒸留所はダンネージ式の3段
初めて見ました・・・20段ほどはあるんでしょうか?
ちなみに、スコットランドの蒸留所ではジュラ蒸留所で10段ほど

払い出しして空になった樽を再利用するために、これからチェックです

蒸留所内のみ樽を運ぶトラック。 だから、ナンバーがありません。空樽は立てて運びます
そして・・・突然の試飲 イヤイヤイヤ♪♪
うめぇーー ( ̄∀ ̄*)ニヤり☆

最高〜〜 o(^▽^)o

スイスイっと
(=^▽^=)
この試飲はまだ・・・序の口でしたノデアリマス
一通り所内の説明を終え、会議室に戻る。 部屋に入るとそこには・・・

うっひょーー♪♪
ってか、理科室みたいデス
モルト、グレーン、ニューポット・・・他社の製品まで
一つずつ説明を受け、香りを嗅ぎ、テイスティング。加水して20%にアルコール度数を落としてあるので、
アルコールの刺々しさは感じない
「どうぞ」

シングルグレーン15年!!
まいう〜〜 (*σ´∀`)σ
「どうぞ」

富士山麓 50%
飲み易く、スッキリした味 Ψ( ̄∀ ̄)Ψ
さらに・・・
「どうぞ」

シングルモルト 富士山麓18年
たまんねぇーーっす
(=^▽^=)
「他社のモノと比べてみてください」
と、アレやコレも試飲・・・
もう、どんだけ〜〜 (/∀\)イヤン!

どんだけ〜〜〜 [o´艸`o]。o○
あっ、やっぱり最後は酔っ払い記事になってしました(謝)
KIRINさん本当にお世話になりました。ただのウィスキー好きな者に親切なご説明、細かいところまで
拝見させていただき、さらにお土産までも・・・感謝の気持ちでいっぱいです
職人さんの大変さ、熱意を感じることが出来ました
今度は富士山の見える時期に見学に行きたいと思います
本当にありがとうございました
『キリンディスティラリー株式会社
富士御殿場蒸留所』
仕込から瓶詰めまで一貫して行う蒸留所
クリーン&エステリーなウィスキーを追い求める
設立年 1972年
操業開始年 1973年
仕込水 富士の伏流水 硬度55mg/L
初留器 2基 ランタン型
再留器 2基 オニオン型
樽詰 50.5%
樽材 アメリカンホワイトオーク(フォアローゼス)180gのみ
熟成庫 ラック式

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